正妻 慶喜と美賀子(上)
電子あり

正妻 慶喜と美賀子

マイページに作品情報をお届け!

わしは将軍にはならん。どんなことがあってもならぬつもりだーー。幕府と朝廷の関係が激しく揺れ動く幕末。京から江戸へと嫁いだ、一人の姫がいた。その夫、家康公の再来とも噂される男こそ、のちに「最後の将軍」となる徳川慶喜であった。公家の姫から将軍の妻となった美賀子の人生を通して、幕末の動乱と人間の深淵を描く林真理子の傑作歴史長編。 新聞連載時から大きな話題を呼んだ傑作長編! わしは将軍にはならん。どんなことがあってもならぬつもりだ――。 幕府と朝廷の関係が激しく揺れ動く幕末。京から江戸へと嫁いだ、一人の姫がいた。その夫、家康公の再来とも噂される男こそ、のちに「最後の将軍」となる徳川慶喜であった。公家の姫から将軍の妻となった美賀子の人生を通して、幕末の動乱と人間の深淵を描く、林真理子の傑作歴史長編。 ※初出 2011年12月13日より2012年12月9日まで下記の新聞に連載されたものに加筆・修正いたしました。 (釧路新聞、函館新聞、室蘭民報、東奥日報、新潟日報、茨城新聞、信濃毎日新聞、千葉日報、静岡新聞、山梨日日新聞、島根日日新聞、山陽新聞、中國新聞、佐賀新聞)

TOPICS

正妻 慶喜と美賀子 上下合本版
最新刊情報

正妻 慶喜と美賀子 上下合本版

発売日:2021年11月10日

幕府と朝廷の関係にも動乱の機運が高まる十五代家慶の治世。一条家の美しき姫美賀子は、英邁の噂轟く一橋慶喜に嫁いだ。「わしはどんなことがあっても将軍になどならぬ」信念を曲げない夫の奇矯な振る舞いに翻弄される美賀子は、ある哀しい決意を抱く。幕末の新たな一面を描ききる、傑作大河小説を文庫化! 英邁の将か、暗君か――。 妻だけが知り得た、「最後の将軍」の真実。 幕府と朝廷の関係にも動乱の機運が高まる十二代家慶の治世。 一条家の美しき姫美賀子は、 英邁の噂轟く一橋慶喜に嫁いだ。 「わしはどんなことがあっても将軍になどならぬ」 信念を曲げない夫の奇矯な振る舞いに翻弄される美賀子は、 ある哀しい決意を抱く。 幕末の新たな一面を描ききる、 傑作大河小説を文庫化! 2018年大河ドラマ『西郷どん!』の原作者が描く、 もうひとつの幕末ドラマ 「正妻」 (上)(下) 合本版

PUBLICATIONS

全5件