
電子あり
蔵盗み
クラヌスミ
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妖怪と古道具屋、私も書こうと思ってました。先を越された! ――香月日輪さん推奨!! 曰くものが集まる皆塵堂の新たな手伝いは盗人(ぬすっと)だった!? 「開かずの蔵」がついに開かれる? 大好評の「人情怪談騒動記」! 小間物問屋橘屋の手代だった益治郎は、濡れ衣を着せられ店を追い出された。3日後の夜、店の様子を見にいって若旦那に追いかけられた益治郎を、甚左という名うての盗人が助ける。甚左は益治郎に、意趣返しに自分が橘屋から金を盗むから、お宝ありと目をつけた古道具屋を調べるため、働くように頼む。その古道具屋とは、曰くものばかりが集められた皆塵堂だった……。 読者モニターが怖れ、笑い、唸った! 「ページをめくると、ふと空気が変わる。そんな怖さの詰まった本」(30代・女性) 「あちらこちらで幽霊が出るのに、温かくて優しくて微笑ましい」(30代・女性) 「最後につながっていく仕掛けが実に鮮やか」(40代・男性) 「魅力的なキャラクターもさることながら、ミステリとしても大満足」(30代・女性)