蔵盗み 古道具屋 皆塵堂
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蔵盗み

クラヌスミ

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妖怪と古道具屋、私も書こうと思ってました。先を越された!                            ――香月日輪さん推奨!! 曰くものが集まる皆塵堂の新たな手伝いは盗人(ぬすっと)だった!? 「開かずの蔵」がついに開かれる? 大好評の「人情怪談騒動記」! 小間物問屋橘屋の手代だった益治郎は、濡れ衣を着せられ店を追い出された。3日後の夜、店の様子を見にいって若旦那に追いかけられた益治郎を、甚左という名うての盗人が助ける。甚左は益治郎に、意趣返しに自分が橘屋から金を盗むから、お宝ありと目をつけた古道具屋を調べるため、働くように頼む。その古道具屋とは、曰くものばかりが集められた皆塵堂だった……。 読者モニターが怖れ、笑い、唸った! 「ページをめくると、ふと空気が変わる。そんな怖さの詰まった本」(30代・女性) 「あちらこちらで幽霊が出るのに、温かくて優しくて微笑ましい」(30代・女性) 「最後につながっていく仕掛けが実に鮮やか」(40代・男性) 「魅力的なキャラクターもさることながら、ミステリとしても大満足」(30代・女性)

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蔵盗み 古道具屋 皆塵堂
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蔵盗み 古道具屋 皆塵堂

発売日:2015年03月13日

小間物屋の大店の手代だった益治郎は、若旦那を差し置いて跡継ぎにと期待されるほどだった。だが盗みの濡れ衣を着せられ追放され、その恨みにつけこんだ盗人甚左に仲間になることを約束する。甚左は皆塵堂の”開かずの蔵”に目をつけ、益治郎は皆塵堂に入り込む。ところが幽霊やら憑きものばかりの皆塵堂で、呑気な伊平次たちのペースに益治郎は巻き込まれていく。そんな益次郎を心配する娘がいるのだが!? 快調人情怪談騒動記。

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