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地に埋もれて
チニウモレテ
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『NO.6』『バッテリー』のあさのあつこ渾身のホラー・ファンタジー 月明かりの夜、藤花の下、わたしは土の中から引き戻された。夢なのか、それとも幻なのか……。黄泉と現が交差する、生と死のミステリー。 「人は何度も再生できる。自分の力で生き直すことができる。あなたへ――この思いが届きますように。」――あさの あつこ
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最新刊情報
白兎2 地に埋もれて
発売日:2012年09月27日
心中を約束しながら土壇場で怖気づいた男によって、ひとり仮死状態のまま地中に埋められた城台優枝(じょうだいゆえ)。地面を掘り起こして救い出してくれた、白兎と名乗る見ず知らずの少年は、優枝に復讐をそそのかす。しかし自分を捨てて逃げた男への憎しみよりも、生きることへの倦怠に支配されていた優枝は、死に直したいと、白兎と連れ立って故郷へと旅立つ。 「おれと一緒に死んでくれよ」 しかし男は生き残り、わたしはひとり埋められた。 女は救ってくれた少年とともに「死に直し」の旅へ―― 心中を約束しながら土壇場で怖気づいた男によって、ひとり仮死状態のまま地中に埋められた城台優枝(じょうだいゆえ)。 地面を掘り起こして救い出してくれた、白兎と名乗る見ず知らずの少年は、優枝に復讐をそそのかす。 しかし自分を捨てて逃げた男への憎しみよりも、生きることへの倦怠に支配されていた優枝は、死に直したいと、白兎と連れ立って故郷へと旅立つ。