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地の底のヤマ
チノソコノヤマ
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作家人生を賭けた書き下ろし超大作! 呑んだ、愛した、闘った! 九州大牟田・三池炭鉱。故郷を深く愛する一人の警官の人生を軸に、昭和三十五年から現在に至る、熱き男たちの生き様を描ききる。 これを読まずに日本の戦後は語れない―― この小説は事件である。恩讐も愛憎も曝け出し、生かされた、剥き出しの人間がここにいる。――(書評家 田口 晃) <絶賛の声が続々届いています!> 「静かなる生命讃歌の叫び。逃げるな。目を背けるな。哀しくも熱いこの物語に、食らいつけ!」――(ライター 吉田大助) 「町の歴史を丹念にひもとき、登場人物の一人一人にまで目を配ったが故に成立したこの圧倒的な存在感を、是非体感されたい。」――(書評家 村上貴史) 第33回吉川英治文学新人賞受賞 第30回日本冒険小説協会大賞受賞