中大兄皇子伝(上)
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中大兄皇子伝

ナカノオオエノオオジデン

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吾(われ)の裡(うち)には鬼が棲みついている。 革命に聖域はない。新しい律令国家を作るために、若き皇子は自ら剣を蘇我入鹿の首に突き刺した。 倭国に初めて現れた革命者の内面に滾(たぎ)る情熱と欲望を描ききった、古代史小説の第一人者、執念の歴史大作!

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中大兄皇子伝 下
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中大兄皇子伝 下

発売日:2004年05月14日

理想に胸を焦がした権力者の「焦燥」と「妄想」ーー既得権益に淫(いん)する輩(やから)と国内で対峙(たいじ)し、外交では唐・新羅の侵略を畏(おそ)れる。いったい、真の敵は誰なのか? 人望高まる弟に嫉妬し、妹に肉欲を覚える権力者の胸中には、孤独感と猜疑心が膨らんでいった。そして最大の理解者・中臣鎌足がこの世を去った後、改新の英雄の体にも異変が……。歴史巨編、ついに終末へ! <上下巻>

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