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天風の彩王
テンプウノサイオウ
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なぜ、この男が権力の頂点に立ったのか?古代史小説の第1人者の新境地!知謀の政治家・藤原不比等の謎に迫る。 藤原不比等は、中臣鎌足の次男として生まれ、7世紀半ばから8世紀初めにかけての体系的国家の成立期を律令政治家として生き抜く。持統女帝の寵愛を受けて順調に出世を遂げ、娘の宮子(みやこ)と安宿媛(あすかひめ)を入内(じゅだい)させて天皇家の外戚としての位置を築き上げたその華麗なる生涯の光と影。