
電子あり
彼女の部屋
カノジョノヘヤ
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女と女、女と男。そこにあなたがいる。 芥川賞作家が描く、6つの透明な物語。 “日常”というバランス、それがくずれるとき。誰かの心の暗がりが、そっと目の前に広がる。 ●8年前に死んだ父親が、ある日突然帰ってきた。家族の喜びと幸せを、切なく描いた 「父の帰宅」 ●友人宛に送られてくるストーカーの手紙を引き取った・ゆりえ。 その手紙を見に集まった友だちは、手紙に 記された住所をたよりに“彼”の家を探す。 ストーカーの手紙からはじまる物語 「愛の手紙」 ●さほど仲のよくない女友だち・北原さんの強引な誘いを断れず、彼女のマンションへと招待された恭子。 彼女がそこで見たものは!? 「彼女の部屋」 (表題作) ―――ほか3編を収録。