被差別部落の青春
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被差別部落の青春

ヒ"サベツブラクノセイシュン

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「おもろい奴も、笑える話もあるで」 タブーを超え、しなやかな感性で「差別・被差別の現在」を直視するまったく新しいルポタージュ、誕生! 同和対策事業が進んだ部落は、差別さえなければ少なくとも住居に関しては住みやすい街である。部落差別を受けたことも考えたこともないという彼女にとって、部落は比喩でも皮肉でもなく、パラダイスである。低家賃住宅に住めるから部落に生まれてよかった、というあまりにも率直な意見を聞き、部落と差別が不可分に結び付いていた私の頭は、びっくりマークとクエスチョンマークでいっぱいになった。──「エピローグ」より

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被差別部落の青春
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被差別部落の青春

発売日:2003年07月15日

「おもろい奴も、笑える話もあるで」 部落差別はまだまだ厳しいという悲観論があり、一方で楽観論もある。その「間」はどうなっているのだろう。普段は気にしないが、ある場面で差別にぶつかる。そんな人々の日常を書きたいと思った――。丹念な取材を通して語る結婚、ムラの暮らし、教育。しなやかな視線で「差別と被差別の現在」に迫るルポ。

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