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文士温泉放蕩録 ざぶん

ブンシオンセンホウトウロクザブン

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名湯、秘湯? ふざけるなあ。温泉は文学だ、官能だ!鬼才・渾身の文士放湯小説。 文士が好んだ温泉は、ことごとくがひっそりと静かな天然純朴の湯ばかりであった。値段も安かった。川端康成が長期滞在した湯ヶ原の宿は、東京の下町よりも値が安かったから、一年も二年もいられた。いまはそんな温泉はほとんどなくなってしまった。(本文あとがきより)

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文士温泉放蕩録 ざぶん
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文士温泉放蕩録 ざぶん

発売日:2001年12月14日

漱石、鴎外が遊んだ癒しと快楽の秘湯 明治・大正の文士たちの創造力を支えた、温泉の力を再発見する! 日本の近代文学は湯ぶねの中から生まれた。東に締め切りから逃げてくる先生あれば、西に世を忍び不倫に走る作家あり。温泉は時に彼らを癒し、時に虜にする。夏目漱石、森鴎外から川端康成まで。知られざるエピソードを混じえながら、古き良き時代の温泉とそこに遊ぶ文士たちの交流を描く、異色温泉小説。

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