萌がさね
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萌がさね 藤原道長室明子相聞

モエガサネ/フジワラミチナガシツメイシソウモン

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藤原道長と二人妻の波乱の生涯 権勢をほしいままにした道長が、唯一、その愛を得ることに苦悩した美貌の女・明子(めいし)。正妻・倫子(りんし)を加えた3人の愛の交錯。 摂政関白の頼通や、二帝の母后彰子(しょうし)の生母倫子と共に、どの歴史書にも、「二人妻」として明子(めいし)のことが必ず記されていた。道長の「二人妻」として倫子と並び記される明子に興味を覚えた。北の方の倫子と同等に扱われるほどに、道長に愛された明子とは、どのような女人であったのだろうか。道長の傍らで、惑い揺れる日はなかったのであろうかと。私なりに、明子の幻を追ってみたくなった。──(「著者あとがき」より)

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萌がさね 藤原道長室明子相聞
最新刊情報

萌がさね 藤原道長室明子相聞

発売日:2000年09月13日

「己が時を汚すことなく生きていきたい」……左大臣家に生まれながら、心ならずも政敵・藤原道長へ嫁いだ、美貌の女・明子(めいし)。優しく儚(はかな)げながら、凛乎(りんこ)たる心を持つ彼女こそ、権勢を恣(ほしいまま)にした道長が、愛を得ることに苦悩した唯一の女だった。正妻・倫子(りんし)とともに「二人妻」として記憶される、明子の生涯を綴る、絢爛たる歴史絵巻。道長を懊悩(おうのう)させた美貌の女!

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