本のお口よごしですが
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本のお口よごしですが

ホンノオ"クチヨゴシデスガ

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講談社エッセイ賞受賞作 古本屋の主人が綴る書物ウンチク! 古本屋になって、指折り32年になる。このごろ、ようやく、本の声が聞こえるようになった。本と対談できるようになって、この業界では、やっと一人前である。古本の1冊1冊には、悲喜こもごもの歴史がある。彼らの身の上話は、すなわち人間社会のドラマである。好奇心旺盛な古本屋がこれらを盗み聞きし、酔狂にも記録した。それが本書である。──あとがき

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本のお口よごしですが
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本のお口よごしですが

発売日:1994年07月07日

古本屋となって32年。中学を卒えて上京し、店員から自分の店を開き、この道一筋で集めた古書をめぐる珍談奇談の数々を、奇妙な客との交流で知った人生のほろ苦い味で、仕上げてみました。貴書発掘のドラマから万引、美少女、臨終の書……。読書好きに必ず喜んでもらえる、講談社エッセイ賞受賞の名文随筆集。古書店の珍しい話が満載。古書の陰から日本文化の奥が見える!

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