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幕末御用盗
バクマツゴヨウトウ
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信義に生きる男 権謀が散らす命 「一ノ太刀ヲ疑ワズ、二ノ太刀ハ負ケ」 維新前夜、怒濤の時代。己の剣を頼りに誠を尽くす男がいる。国を思い無私に生きた男がいる。 変革の裏面史をも鮮やかに描いた痛快傑作歴史長編。江戸騒擾。 京都朝廷から薩摩藩へ倒幕の密勅が下った慶応3年秋。討幕戦の端緒をつかまんとする西郷吉之助は、浪士隊を組織した御用盗に江戸各所を襲わせる。新微組らが取り締まる江戸市中は、百鬼夜行の有り様となった。倒幕のためにはたらくことこそ男子の本懐と思い定め新選組を脱走した薩摩示現流の使い手、大迫新太郎は御用盗として益満休之助と働き、勝海舟と邂逅する……。
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幕末御用盗
発売日:2006年11月15日
京都朝廷から薩摩藩へ倒幕の密勅が下った慶応3年秋。倒幕戦の端緒をつかもうと西郷吉之助は、江戸に騒擾を起こすべく、浪士を集め御用盗なる組織をつくり、幕府御用達の豪商を襲わせた。その中の1人に薩摩示現流の使い手・大迫新太郎がいた……。維新の変革の裏面史を鮮やかに描いた痛快傑作歴史長編。 京都朝廷から薩摩藩へ倒幕の密勅が下った慶応3年秋。倒幕戦の端緒をつかもうと西郷吉之助は、江戸に騒擾を起こすべく、浪士を集め御用盗なる組織をつくり、幕府御用達の豪商を襲わせた。その中の1人に薩摩示現流の使い手・大迫新太郎がいた……。維新の変革の裏面史を鮮やかに描いた痛快傑作歴史長編。(講談社文庫)