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箕作り弥平商伝記
ミツクリヤヘイショウデンキ
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“魂の器”を作る誇り高き職人がいた 秋田で美しい箕(み)を作る青年・弥平。持ち前の度胸と根性で、関東平野をめざして販路拡大の旅へ出た。大正末の騒乱期を舞台に、弥平の恋と理不尽な差別との闘いを描く、感動の長篇小説。
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箕作り弥平商伝記
発売日:2010年07月15日
山深き秋田で、足は悪いが誰よりも美しい箕を作る若者・弥平。初めての行商では1枚も売れず。なんとか商いのコツを掴んだ弥平は勇躍、新天地の関東平野へ足を延ばすが、途方もない壁にぶち当たる。それは箕作りへの理不尽な差別。誇り高き職人がなぜこんな目に……。そして、弥平は1人の少女に恋をした。(講談社文庫) 我が箕は、なして売れん。 大正末期、秋田で美しい箕を編む若き弥平が、新たな行商先で世間の壁にぶちあたる。理不尽な差別、そして、切ない恋……。 山深き秋田で、足は悪いが誰よりも美しい箕を作る若者・弥平。初めての行商では1枚も売れず。なんとか商いのコツを掴んだ弥平は勇躍、新天地の関東平野へ足を延ばすが、途方もない壁にぶち当たる。それは箕作りへの理不尽な差別。誇り高き職人がなぜこんな目に……。そして、弥平は1人の少女に恋をした。