
夢幻巡礼
ムゲンジュンレイ
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嵐の山荘。密室殺人。人間消失。戦慄の西澤マジック! 「ひとを殺すことが、こんなにも、おもしろいとは思ってもみなかった」──能解匡緒(のけまさお)の部下・奈蔵渉(なぐらしょう)は、警察官でありながら、連続殺人鬼。自己の狂気を冷徹に見つめる奈蔵がかつて遭遇した、人知を超えた密室殺人事件が、10年後、再び新たな闇の扉を開く。西澤保彦が壮大な構図で描く、血も凍るサイコ・ミステリ。 ●著者のことば 本作品は〈神麻嗣子シリーズ〉第4弾なのですが、内容的には番外編の体裁を取っています。神麻嗣子も保科匡緒もほとんど登場せず、能解匡緒が隠れた主役を演じます。これは、その能解匡緒に接近し、やがて神麻嗣子の「最後の敵」となる邪悪な意思が、如何にして誕生したのかという物語です。これまでとは異質なムードに驚かれる向きもあるかもしれませんが、どうかご一読いただければ幸いに存じます。
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夢幻巡礼
発売日:2004年10月15日
人を殺すことが、こんなにも、おもしろいとは思ってもみなかった――。能解(のけ)警部の部下・奈蔵渉(なぐらしょう)は警察官でありながら、連続殺人鬼。自己の狂気を冷徹に見つめながら犯行を続ける奈蔵の、究極の目標は誰なのか? 複雑巧緻なトリックをちりばめた驚愕のサイコミステリ。大人気の「神麻嗣子(かんおみつぎこ)シリーズ」番外編。(講談社文庫) 快楽殺人鬼の目標は能解警部を「壊す」! 人を殺すことが、こんなにも、おもしろいとは思ってもみなかった――。能解(のけ)警部の部下・奈蔵渉(なぐらしょう)は警察官でありながら、連続殺人鬼。自己の狂気を冷徹に見つめながら犯行を続ける奈蔵の、究極の目標は誰なのか? 複雑巧緻なトリックをちりばめた驚愕のサイコミステリ。大人気の「神麻嗣子(かんおみつぎこ)シリーズ」番外編。