木枯しの手帳
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木枯しの手帳

コガラシノテチョウ

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愛、死、別れ。人生の機微を描く佳篇九篇。母の死と祖父の事績、中学時代の担任との不愉快な再会、幾人かの女との出会いと別れ、元トップ屋の訃報に接しての感懐など、黒岩文学の原点をなす珠玉の作品集。

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木枯しの手帳
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木枯しの手帳

発売日:1997年06月12日

手垢で光った古い手帳を眺めていると、何かを訴え蠢(うご)めいているように見えた。昔つき合っていた女たちの電話番号が、思い出して欲しい、といっている。その中に沙耶子という女がいた。ある夜突然、女の名が甦る事件が起きた(表題作)。 人生の断面を鋭く切り取った黒岩文学の原点ともいえる珠玉のアンソロジー。

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