銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談
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薬屋探偵妖綺談

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賑やかな街の一角に、その店は存在する。燻べたような色の木の板、木の壁、木の天井。まるでそこだけ時に取り残されたかのような――その店。蒼然たる看板に大書された屋号は、「深山木(ふかやまぎ)薬店」。優しげな青年と、澄んだ美貌の少年と、元気な男の子の3人が営む薬種店は、だが、極めて特殊な「探偵事務所」で……!?第11回メフィスト賞受賞作!! ●著者のことば 妖怪、推理、探偵、人間、時間、そして薬屋さん。好きなものがたくさん詰まったこの世界は、虚像と事実のパーライトです。本文中に引用されたカナダの詩人のあの本は、どこの本屋さんにも売っていない紛い物です。でも、子供のノートや、連日続く夜中のノックは、身辺な所で起きた実話に基づいています。薬屋さんは……どうでしょう?もしかしたら、何処かにあるかもしれません。

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翡翠の風と踊る死者 薬屋探偵妖綺談
最新刊情報

翡翠の風と踊る死者 薬屋探偵妖綺談

発売日:2022年09月13日

同日同時刻に、同じ人間が存在していたーー!? ドッペルゲンガー騒動に加えて、死んだはずの人間が目撃される不可解な事件も発生し……。「薬屋探偵」たちは、謎を解明して真相に辿り着けるのか?

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