恋歌
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五木寛之 恋歌

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夜を持たぬ夫婦の愛の証しとは?自由な女の孤独とは?男女の愛という、最も日常的な行為の背景にも、不思議な影がある。戦争の傷あとに悩む冬子、背徳と官能の淵をさまよう直子、新しい青春を夢みる亜由美──ひたすらな3人の女性の生き方のなかに、現代の愛の可能性を問う意欲的長編ロマン。

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新装版 恋歌
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新装版 恋歌

発売日:2008年07月15日

「子供っぽい恋はもういらない。本物の大人の恋愛がしたい」 夜のない女と男に真実の愛は可能か。 「すべての場面に、絵が見え、音が聞こえる」――村山由佳(解説より) ある雨の夜、レコード会社の学芸部長、井沢信介が乗った車が1人の女性をひいた。闇の中に浮かぶ白い足。ここから男と女の人生が劇的に変化していく――。孤独を抱く美人キャスター直子、セックスレスに悩む妻、冬子。上京により新たな青春にめざめた亜由美。1960年代の東京のみずみずしい愛の物語

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