
来るべき精神分析のプログラム
キタルベキセイシンブンセキノプログラムクル
マイページに作品情報をお届け!
フロイト=ラカンの彼方へバージョンアップ 「私」とはなにか。それはいかに作動し、「経験」を作り出し、自己を変容させるのか。「システム」をキーワードに21世紀における新たな精神分析の構築を試みる。 【目次】 はじめに 第一部 基本構想 第一章 主体の精神分析から自己の精神分析へ 1 精神分析の現在 2 「言語論的精神分析」の評価と限界 3 新たな理論モデルの構築 第二章 セクシュアリティの二重性 1 『性欲論三篇』を再読する 2 男女における欲動の回路形成の違い 3 幼児のセクシュアリティと成人のセクシュアリティ 第三章 心的システムと社会システム 1 自己システムとコミュニケーション・システム 2 二つのエディプス 3 自閉症と統合失調症の病理 第二部 臨床的エラボレーション 第四章 自己の歴史性と心的作動の二重性 1 反復という問題系 転移と可塑性 2 快原則とは何か 3 死の欲動とは何か 第五章 治療的コミュニケーションと現実の複数性 1 情動的・言語的コミュニケーション 2 自己システムの変容過程 3 分析治療が目指すもの 第六章 観察システムとしての分析家 1 「分析家の自己」と「分析家としての自己」 2 分析家はいかに作動すべきか 3 生権力としての精神分析 第七章 新たなる境界の形成 1 境界の変動の経験 2 ルジャンドルと『ロルティ伍長の犯罪』 3 ジャン・ジュネの変容 あとがき 索引
TOPICS

来るべき精神分析のプログラム
発売日:2008年10月11日
フロイト=ラカンの彼方へバージョンアップ 「私」とはなにか。それはいかに作動し、「経験」を作り出し、自己を変容させるのか。「システム」をキーワードに21世紀における新たな精神分析の構築を試みる。 【目次】 はじめに 第一部 基本構想 第一章 主体の精神分析から自己の精神分析へ 1 精神分析の現在 2 「言語論的精神分析」の評価と限界 3 新たな理論モデルの構築 第二章 セクシュアリティの二重性 1 『性欲論三篇』を再読する 2 男女における欲動の回路形成の違い 3 幼児のセクシュアリティと成人のセクシュアリティ 第三章 心的システムと社会システム 1 自己システムとコミュニケーション・システム 2 二つのエディプス 3 自閉症と統合失調症の病理 第二部 臨床的エラボレーション 第四章 自己の歴史性と心的作動の二重性 1 反復という問題系 転移と可塑性 2 快原則とは何か 3 死の欲動とは何か 第五章 治療的コミュニケーションと現実の複数性 1 情動的・言語的コミュニケーション 2 自己システムの変容過程 3 分析治療が目指すもの 第六章 観察システムとしての分析家 1 「分析家の自己」と「分析家としての自己」 2 分析家はいかに作動すべきか 3 生権力としての精神分析 第七章 新たなる境界の形成 1 境界の変動の経験 2 ルジャンドルと『ロルティ伍長の犯罪』 3 ジャン・ジュネの変容 あとがき 索引