蛻
電子あり

モヌケ

マイページに作品情報をお届け!

実在した偽の町。かき集められた偽の住人たち。 尾張藩江戸下屋敷内に実在した、「御町屋」と呼ばれた宿場町。だれも語らない。その町が存在することも、そこで行われていることも。 外界との行き来を遮断されたその「町」で、起きるはずのない連続殺人が――。注目作家が虚実二重に仕掛ける、長編時代ミステリー! 「こんな町が実在したとは――。架空の生活をいとなまなくてはならない人間の無為なる日々がいかに人間の心を蝕み、荒廃させるのか。タイトルの仕掛けの妙が読み進むほどに読む者の心を震わせる」――児玉清 氏

TOPICS

蛻
最新刊情報


発売日:2013年12月13日

尾張藩の江戸下屋敷内に実在した、「御町屋(おまちや)」と呼ばれる宿場町。この町では、赤の他人が見せかけの夫婦(めおと)として割り振られた家に住まわされ、仮の商いを営み、藩主が遊覧する時だけ立ち退かねばならなかった。ところが、御町屋で連続殺人が発生し、偽の住人たちは疑心暗鬼に陥る。人心の謎と闇を射貫く、時代小説の決定版。 江戸に実在した「偽の宿場町(テーマパーク)」で連続殺人発生。すべてが偽で、すべてが嘘? 気鋭の作家が虚実を重ねて仕掛けた渾身の時代小説!

PUBLICATIONS

全2件