遙かなるクリスマス

あなたの大切な人の笑顔を守るために、あなたは何をしますか？
あの“切ないラブ・ソング”がフォト・ストーリーになった
さだまさしが直筆歌詞に込めた熱い思い……

僕が最初に反戦歌を書いたのは23歳の時でした。まだグレープというフォーク・デュオで歌っている時のことです。その歌は“フレディもしくは三教街”という歌で、第二次大戦中の恋をおばあさんが回想し、「あの戦いであなたが死ぬようなことがなければ、きっと今頃あなたは素敵なおじいさんになり、私はその側で優しいおばあさんになれたのに」と歌う切ないバラードでした。以来、世の中に戦争や悲しい殺し合いが起きるたびに僕はそのむなしさを歌ってきました。――＜本文より＞

最新刊情報

遙かなるクリスマス

発売日：2007年11月12日

ラブソングの名曲を直筆歌詞で綴る感動のフォト・ストーリー
あなたの大切な人の笑顔を守るために、あなたは何をしますか？

愛する人への思いと、平和への願いを歌った感動のラブソング「遙かなるクリスマス」。その歌詞を作者直筆で綴りながら、美しいフォト・ストーリーとして展開。「あなたの大切な人の笑顔を守るために、あなたは何をしますか」さだまさしが熱い思いを込めたメッセージを、聖（きよ）しこの夜、愛しい人と噛みしめたい。