手書き作家の本音 風のように

手書き作家の本音

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ワープロより、鉛筆が好き。 作家の日常感覚を見事に伝える好エッセイ 「週刊現代・風のように」待望の最新版! ときどききかれるのは、「原稿は、いつ書くのですか?」という質問である。この答えは簡単で、「締切りが迫ってきたとき」ということになる。 でも、締切りが迫れば、いつでも書けるというわけでもない。迫ってきても、書く内容がかたまらずに、苛々することも多い。 「さあ、どうしよう、どうしよう」焦りながら、その実、雑誌を読んだり、テレビを見たり、コーヒーを飲んで時間を空費している。 ――このあたりが、ものを書く仕事の面白いところで、実際に書いているときより、書く内容を考えているときのほうがはるかに真剣で懸命である。――(おかしな仕事)

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風のように 手書き作家の本音
最新刊情報

風のように 手書き作家の本音

発売日:2005年07月15日

手書きで紡ぐ心模様 人気シリーズ『風のように』 三菱ハイユニ、2Bの鉛筆で原稿用紙に書いては、トンボの消しゴムでごしごしと消す。行きつ戻りつ、男女の小説はそうしなければ書けないという。ベストセラー作家が旅に出て体感し、新聞を読み思索したことの数々。「週刊現代」連載の本音で綴るエッセイ集。時代によって変わるもの、変わらないものとは。

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