アリス・エクス・マキナ 01 愚者たちのマドリガル

アリス・エクス・マキナ

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高性能アンドロイド・アリス──その普及に伴い、彼女たちの人格プログラム改修を行う“調律師”たちも、あちこちに工房を構えるように なっていた。 ある日、そんな調律師の一人である朝倉冬治の工房を、一体のアリスが訪ねた。 ロザと名乗ったその機巧少女(アリス)は、一五年前に別れた冬治の幼馴染・永峰あきらと瓜二つの外貌を持っていた。戸惑いながらも他人の空似かと思う冬治だったが、あきらを想起させる行動を繰り返すロザに対し、次第に疑念を募らせていく。 彼女(ロザ)は一体、あきらとどのような関係にあり、何のために工房を訪れたのか......。 星海社FICTIONS新人賞選考会で絶賛を浴びた、美しくも哀しき抒情詩、装画に大槍葦人を迎え、遂に刊行──。

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アリス・エクス・マキナ 03 愛惜のシンフォニア
最新刊情報

アリス・エクス・マキナ 03 愛惜のシンフォニア

発売日:2015年03月13日

ロザが、殺人を犯した──。 調律師・朝倉冬治は、永峰あきらの義父・殿村秀臣の殺人と機巧体管理法違反の容疑で逮捕収監され、世間にはアリスに対する批判の嵐が吹き荒れる。  資産家・喜田、探偵・三ツ橋らの尽力で幸いにも釈放される冬治だったが、世間から身を隠すことを余儀なくされ、依然としてロザの行方は知れないままだった。  そんな中、ある女性が冬治への接触を試みる。その女性とは、アリスの開発者・千早響子博士。ロザの行方を知るという彼女の口から語られるのは、アリスの誕生にまつわる、哀しき物語だった……。  幾多の断片は互いに絡み合い、ロザへと収斂する。果たして冬治は、“あきらの心”を救うことができるのか? 頼もしき仲間たちの助けを得て、物語は終幕へとひた走る──。 伊吹契×大槍葦人のタッグが贈る“未来の童話”、ここに完結──。

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