それが神サマ!? 一の巻「あらわる」

それが神サマ!?

ソレガカミサマ

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しゃん、しゃん、しゃららん、しゃん--。 神社のひとり娘、上埜颯月はこのところ、毎朝どこか遠くから響いてくる軽やかな鈴の音を耳にしていた。 その日、なぜかむしょうに鈴の音の正体をたしかめたくなった颯月は、本殿に入り、音の聞こえる箱に手をかけようとして棚から落としてしまう。 壊れた箱の中から出てきたのは、黄金色の古びた鈴! と、その瞬間、背後に背の高い知らない男の人が立っていて……。

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それが神サマ!? 三の巻「悪霊っ?」
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それが神サマ!? 三の巻「悪霊っ?」

発売日:2016年01月14日

一学期の終業式の日。上埜家では朝からお寿司の準備がはじまっていた。夕方、台湾に単身赴任中のパパが帰ってくるのだ。 学校を終えた颯月が上埜神社に帰ってくると、鳥居の脇に見たことのない男の子がひとり、立っていた。そして颯月にしか見えないはずのハルに対して、敵意をむき出しにして「お祓い」攻撃をしかけてきた。 李宥翔(りーよーしゃん)という名前のその男の子は、パパの知り合いの息子で、夏休みの間、日本に遊びにきたというのだが--。

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