大原御幸 帯に生きた家族の物語
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大原御幸 帯に生きた家族の物語

オハラゴコウオビニイキタカゾクノモノガタリ

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戦後の京都。着物黄金時代に、考案した帯が飛ぶように売れ、天才と呼ばれた男がいた。娘は七十四歳になって初めて、あまりにも偉大な存在だった父について語る。娘の目を通して見た父の偉大さと意外な温かさ、そして濃厚な家族の歴史を書ききった、林真理子の新たな野心作。

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大原御幸 帯に生きた家族の物語
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大原御幸 帯に生きた家族の物語

発売日:2019年11月14日

「父がほんまに愛し抜いてくれたんは、このうちだけや」 帯で栄華を極めた男と、父に心酔する娘。 贅沢に彩られ昭和の激流を生きた、濃厚なる家族の歴史。 着物黄金時代の京都、帯の意匠で一時代を築いたうちの父は、ほんまに立派な人やった。 戦中は東条英機はんの私設秘書として飛び回り、戦後の活況で稼いだ財産は、祇園や道楽できれいに使う。 あんなに辛い目に遭っても生きてこれたんは、みんな父のお陰や。濃厚な家族の歴史を、 きらびやかに描き切る会心作!

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