
レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ
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あの連合赤軍事件をモチーフに、1969年の学生運動から、山岳ベースにおいて総括が始まりリンチによる“敗北死”が起こる1971年12月までを描いて、文化庁メディア芸術祭優秀賞も受賞した「レッド」(全8巻)。その「レッド」の続編となる、1972年2月のあさま山荘事件へ向かう当事者達最後の60日を、山本直樹が徹底した取材を基に丹念に描く衝撃作! あの時代と連合赤軍事件とはなんだったのか? 総括、敗北死、そして昭和史の大事件『あさま山荘事件』を知る為の必読書! あの連合赤軍事件をモチーフに、1972年2月のあさま山荘事件へ向かう当事者達最後の60日を、山本直樹が徹底した取材を基に丹念に描く。第1巻では、1972年1月3日までの山岳ベースにおける総括要求、仲間内のリンチ、そしてメンバー二人の壮絶な“敗北死”が描かれる。山岳という閉鎖空間に集った若者たちの自己正当化と、思考停止。他人事ではない、すべての組織が抱える闇。組織に属する者、束ねる者必読の第1巻!
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レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ(4)
発売日:2017年02月23日
1971年、日本で革命を目指す赤色軍と革命者連盟は急接近し、『赤色連盟』を結成。銃を手にした彼らは山岳にアジトを築き、メンバーが続々と集結する。しかし、そこで展開されたのは革命への行動ではなく、『総括』と称した、各自の過去の言動に対する自己批判、相互批判の応酬であった。総括要求は次第に暴力へとエスカレートし、『総括して立派な革命戦士になる』というテーゼの前に力尽きる同志たち。総括とは一体何なのか?先鋭化し、孤立した革命運動の行く末は?山本直樹がクールに描く、『あさま山荘』直前の60日間の物語。 1972年1月、革命を目指していたはずの赤色連盟は、極寒の山岳ベースに集結し、『総括』と称する同志への激しい暴力的追求に明け暮れていた。一人また一人と力尽き、こと切れていく仲間たち。恋人や、自分の子供を身ごもった女性までもを総括にかけてしまう不条理。そして次第に狭まる警察の包囲網。追い込まれた組織はどのように瓦解し、どこへ向かうのか?『最後の60日』編完結、そしてあさま山荘へ!