
新しい航空管制の科学
アタラシイコウクウカンセイノカガク
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手に汗にぎる臨場感 航空管制をシュミレートする! 空の状況はとめどなく変化する 瞬時に判断をする!的確に指示を出す!! ●出発機の管制 ●到着機の管制 ●未確認機の確認 ●飛行中の機体に故障発生 ●緊急発信 ●多数機同時管制 etc…… 広くて大きな空は、航空管制の目で見ると超過密。 混雑する空を飛ぶ航空機をいかに安全に誘導するか?民間機だけではなく、軍用機も飛び交う千歳の空を舞台に、迅速かつ適切な判断を求められる管制官の1日を追いながら、空の安全を守る航空管制の全貌を解き明かす。
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新しい航空管制の科学 宇宙から見守る「空の交通整理」
発売日:2015年05月21日
この10年で航空管制は大きく変わりました。人工衛星を利用して空の道を作り、交通整理をすることで、かつて四国ほどの広さに1機しか飛べなかった空に、いまやその3倍以上が航行できるようになっています。本書では、宇宙技術を利用した最新の航空管制システムの全貌を、航空管制の原則や設備・装置、管制官とパイロットのやりとりなども交えて紹介します。 広いと思える「空の道」航空路は絶え間なく飛び交う航空機で意外にもラッシュ。その膨大な航空交通を支える重要な業務の1つが航空管制で、頻繁に離発着し飛び交う航空機が、安全にしかも効率よく航行できるように「交通整理」する仕事です。 この10年で、航空管制には人工衛星を使った技術が大幅に取り入れられ、大きく変わってきました。発展した宇宙技術が、はるか下、地球の対流圏や成層圏を飛ぶ航空機の交通整理にも活かされています。衛星を利用して空の道を作り、衛星を利用して交通整理をすることで、飛び交う航空機が安全に秩序正しく運航できるのです。 現在、日本発着の太平洋路線では、衛星を利用した自動管制が全便数の約半分に達しています。かつて四国ほどの広さに1機しか飛べなかった空に、いまやその3倍以上が航行できるようになっています。コンピューターを搭載し、人工衛星を利用して航行するハイテク機が、飛行の世界に革命をもたらしたのです。 本書では、宇宙技術を利用した最新の航空管制システムの全貌を、航空管制の原則や設備・装置、管制官とパイロットのやりとりなども交えて紹介します。