新装版 凍りの掌 シベリア抑留記
電子あり 完結

凍りの掌 シベリア抑留記

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小澤昌一は東洋大学予科生。東京・本郷の下宿先で銃後の暮らしの中にいた。戦況が悪化する昭和20年1月末、突然名古屋から父が上京し、直接手渡された臨時召集令状。 北満州へ送られた後、上官から停戦命令の通達、すなわち終戦を知らされる。実弾を撃つことなく終わった戦争だったが、その後ソ連領の大地を北に向かわされ、ついにシベリアの荒野へ。待っていたのは粗末な収容所と、地獄のような重労働だった。 シベリア抑留の極限状況を生き抜いた著者の父親の実体験をもとに描かれた衝撃作、待望の新装版! 小澤昌一は東洋大学予科生。東京・本郷の下宿先で銃後の暮らしの中にいた。戦況が悪化する昭和20年1月末、突然名古屋から父が上京し、直接手渡された臨時召集令状。北満州へ送られた後、上官から停戦命令の通達、すなわち終戦を知らされる。実弾を撃つことなく終わった戦争だったが、その後ソ連領の大地を北に向かわされ、ついにシベリアの荒野へ。待っていたのは粗末な収容所と、地獄のような重労働だった。

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分割 新装版 凍りの掌 シベリア抑留記6
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分割 新装版 凍りの掌 シベリア抑留記6

発売日:2015年07月27日

収容所では「アクチブ」という思想運動が行われるようになる。同調しないと帰国できないという噂が流れた。「友よ、せめて、せめて、魂は共に帰ろう」――昭和24年11月4日、小澤の乗り込んだ日本船は舞鶴港に入港する。それから60年後、小澤が著者と共に舞鶴を訪れるまでを描いた完結巻。第44回(2015年度)日本漫画家協会賞コミック部門大賞作!同名単行本より、「第三章 帰国編」後編を収録!!

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