海と月の迷路

海と月の迷路

ウミトツキノメイロ

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世界遺産「軍艦島」に潜む殺人者? 昭和34年、満月の晩に溺死した少女。 若き警官の「禁断の捜査」が島に軋轢を―― 吉川英治文学賞受賞作 わずかな土地に五千人以上が暮らす炭鉱の島、通称「軍艦島」。 昭和34年の初夏、少女の遺体が見つかった。 島に赴任したばかりの警察官・荒巻は、不審な人物の存在などから、 事故と判断されたその死に疑問を感じ、独自の捜査をおこなう。 だがそれは「全島一家族」を標榜し、 警察すらも管理下におく島の組織と掟に波紋をよぶ。 少女は殺されたのか? 正体を隠した罪人が島に?  吉川英治文学賞を受賞したエンターテインメントの金字塔!

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海と月の迷路(下)
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海と月の迷路(下)

発売日:2016年10月14日

もう誰も信用できない? 疑心暗鬼になる「軍艦島」のなかで、ひとつの正義を貫くことはできるのかーー。若き警察官・荒巻の”許されざる捜査”は、「全島一家族」を標榜する島に波紋を広げる。八年前にも小女が水死しており、裏には信じがたい事実が秘されていた。密室ともいうべき島でつながる二つの不審死。その謎を解く鍵は、満月の夜にあった。著者の新境地に達するハードボイルドの最高峰。吉川英治文学賞受賞作

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