アルキメデスの大戦(1)
電子あり

アルキメデスの大戦

アルキメデスノタイセン

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時は1933年。 前年に満州国樹立を宣言した日本と中国大陸を狙う欧米列強の対立は激化の一途を辿っていた。 世界が不穏な空気に包まれていく中、日本の運命を左右することになる重大な会議──新型戦艦建造計画会議──がいま海軍省の会議室で始まろうとしていた。 それは次世代の海の戦いを見据える“航空主兵主義”派と日本海軍の伝統を尊重する“大艦巨砲主義”派の権力闘争の始まりでもあった‥‥。 戦艦「大和」を阻止せよ!!! 日本の未来を1人の数学の天才が変える!? 時は1933年。日本海軍の中枢・海軍省の会議室で、次世代の旗艦を決める新型戦艦建造計画会議が開かれ、2つの陣営が設計採用を争う事に。これからの海戦を見据え、高速の小型戦艦を打ち出す“航空主兵主義”派に対し、海軍内で権力を握る“大艦巨砲主義”派の計画は、世界でも類を見ない超巨大戦艦の建造だった――!!

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アルキメデスの大戦(38)
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アルキメデスの大戦(38)

発売日:2023年12月06日

追い詰められ、自責に駆られ、その先に櫂が見出したものとは。 櫂と東條、因縁の二人が最後に交わした言葉。 櫂の口から語られる「大和」の最期。 数学で戦争を止めようとした男・櫂直。 彼が辿り着いた未来がここに。 終戦後、櫂は戦争犯罪人の嫌疑をかけられ、巣鴨拘置所に勾留されていた。 連合国軍総司令部からやってきたデビット・クロス陸軍少佐により、 取り調べが開始されるも、櫂は証言を拒否。 デビットは櫂を戦争犯罪人として処刑するため、激しい口調で櫂を追い詰める……。

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