再発見 日本の哲学 平田篤胤 霊魂のゆくえ
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再発見 日本の哲学 平田篤胤 霊魂のゆくえ

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日本倫理学会「和辻賞」受賞の力作。近世の庶民的な仏教思想を背景におきながら、死と霊魂について篤胤が展開した思想を、詳しく、繊細に読み解いた、画期的な著作、ついに文庫化! 私たちは死んだらどうなるのか。二百年前、誰もが抱くこの問いに解決を与えようとした思想家こそ、平田篤胤である。 篤胤は主著『霊の真柱』で、自らの学問の目的は「真道」を知ることである、という。そして、「真道」を知るためには、「霊の行方の安定」を知ることが先決だというのである。 つまり、人は死後、霊(霊魂)になる。その霊のゆくえを知ることこそ、かれの学問だったのだ。 江戸末期の思想家のそのような思考が、日本の近代に大きな影響を与えている。 複雑怪奇な篤胤の思想の本質を明解に分析する快著。

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再発見 日本の哲学 平田篤胤 霊魂のゆくえ
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再発見 日本の哲学 平田篤胤 霊魂のゆくえ

発売日:2017年01月12日

日本倫理学会「和辻賞」受賞の力作。近世の庶民的な仏教思想を背景におきながら、死と霊魂について篤胤が展開した思想を、詳しく、繊細に読み解いた、画期的な著作、ついに文庫化! 私たちは死んだらどうなるのか。二百年前、誰もが抱くこの問いに解決を与えようとした思想家こそ、平田篤胤である。 篤胤は主著『霊の真柱』で、自らの学問の目的は「真道」を知ることである、という。そして、「真道」を知るためには、「霊の行方の安定」を知ることが先決だというのである。 つまり、人は死後、霊(霊魂)になる。その霊のゆくえを知ることこそ、かれの学問だったのだ。 江戸末期の思想家のそのような思考が、日本の近代に大きな影響を与えている。 複雑怪奇な篤胤の思想の本質を明解に分析する快著。

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