人喰鉄道(上)
電子あり

人喰鉄道

ヒトクイテツドウ

マイページに作品情報をお届け!

暗黒大陸と怖れられたアフリカ大陸に、文明の曙光を投げかけんと企てられた、ウガンダ鉄道建設。英人鉄道技師・パターソンは理想に燃えて赴任するが、サバンナは、人間の侵略に〈人喰い(マン・イーター)〉と化したライオンとの血みどろの戦場だった。雄大な大自然のなかに、ライオンと人間の死闘を非情なタッチで描き出した、異色の動物文学。

TOPICS

人喰鉄道(下)
最新刊情報

人喰鉄道(下)

発売日:1982年10月08日

ひとり、またひとり……、血に飢えたライオンの襲撃がつづく。加えて大洪水、イナゴの襲来、伝染病と、自然の暴威は容赦なくキャンプを打ちのめす。恐怖に駆られた労働者のなかに脱走する者があいつぎ、ついには大反乱に発展する。猛々しい野性の前に、人間の英知は敗れ去るのか?……壮大なスケールをもつ長編野心作。

PUBLICATIONS

全2件