小説小林一三(上)
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小説小林一三

ショウセツ コバヤシイチゾウ

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関西財界の雄、阪急/宝塚の生みの親の生涯。15歳を迎えた年、一三は自ら発心して甲州・韮崎から上京、慶応義塾に入り、福沢先生指導のもとに未来の財界人士と親交を結ぶ。そして、作家をこころざすがならず、卒業と同時に三井銀行に就職、そこでの一三は落第サラリーマンでしかなかった。しかし、運命は自ら切り拓くもの、証券会社の支配人職へ勧誘されて彼は断乎決断する。華麗なる財界人への一三の第一歩であった。 関西財界の雄、阪急/宝塚の生みの親の生涯甲州・韮崎をあとに慶応義塾に入学した一三は、福沢先生指導のもとに未来の財界人士と親交を結ぶ。やがて卒業、三井銀行に入行し、幹部候補生への道を日指す。

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小説小林一三(下)
最新刊情報

小説小林一三(下)

発売日:1988年10月14日

事業の鬼にして文化人の、華麗なる一代記。想像だにしなかった株価の大暴落は、証券会社支配人の夢を一三から奪いさった。だが、それがかえって好運だったのかも知れない。新たに企画された私鉄建設の話が彼の前途に洋々と開ける。私鉄、デパート、歌劇、映画と、庶民の欲望を見抜いて先取りしたカルチャー商法で「大阪急」を築いた男の明治魂を描く話題作。 事業の鬼にして文化人の、華麗なる一代記。阪鶴鉄道監査役から箕有鉄道の経営へ、一三の商才はメキメキ頭角を現わす。鉄道に、デパートに、少女歌劇にと広がる夢を次々実現できた男の歩んだ道とその時代。

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