天狗藤吉郎 上
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天狗藤吉郎

テングトウキチロウ

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藤吉郎は5歳にして、木曾山中に隠れ住む天狗党に預けられた。2年間、忍者と同じ修行を積み、読み書きも習った。その後、各地を放浪し、裏切りに会い、苦労を重ねた末に、ついに織田信長と出会う。藤吉郎は要領のよさと才覚で出世していくが、その陰には、天狗党時代から彼を見守ってきた山の民・三郎太の援助があった。

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天狗藤吉郎 下
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天狗藤吉郎 下

発売日:2000年05月12日

織田信長の家来として、徐々に頭角を現してきた藤吉郎は、今川軍を破った桶狭間の戦いでも、山の民・天狗党の密かな活躍があったことを知っていた。彼らの応援を受け、墨俣一夜城も築く。ねねを妻に迎え、一城の主となった藤吉郎、貧困と忍耐を経て、栄光へ一歩踏み出した。豊臣秀吉の若き時代を描いた、異色の時代長編。挫折、欲望、成功……中間管理職ともいえる秀吉の実像を、経済小説のスペシャリストが描く! 出世の陰には意外な助っ人!

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