電気じかけのクジラは歌う
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電気じかけのクジラは歌う

デンキジカケノクジラハウタウ

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クジラ=AIと対峙せよ―― さもなくばヒトの創作は、終わる。 AIの下請けとなった元作曲家に 自殺した天才作曲家が残した謎は未完の新曲と“指”だった。 『虹を待つ彼女』で横溝正史ミステリ大賞を受賞し、 ますます活躍の場を広げる逸木 裕による心揺さぶる音楽ミステリー! ☆☆☆ ヒトはもう、創作らなくていい―― 人工知能が個人にあわせて作曲をするアプリ「Jing」が普及し、作曲家は絶滅した。 「Jing」専属検査員である元作曲家・岡部の元に、 残り少ない現役作曲家で親友の名塚が自殺したと知らせが入る。 そして、名塚から自らの指をかたどった謎のオブジェと未完の新曲が送られてきたのだ。 名塚を慕うピアニスト・梨紗とともにその意図を追ううち、岡部はAI社会の巨大な謎に肉薄していく――。 私達はなぜ創作するのか。この衝動はどこから来るのか。 横溝正史ミステリ大賞受賞作家による衝撃の近未来ミステリー!

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電気じかけのクジラは歌う
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電気じかけのクジラは歌う

発売日:2022年01月14日

圧 倒 す る 想 像 力 震 え る ほ ど 未 来  「AIがもの作りする時代――  じゃあ俺は、何の役に立つ?」 挫折と再生を謳い上げる近未来ミステリー ☆☆☆ 絶賛!そして考察の声! 「どんどんと深海に深く深く沈められるため、  ひたすら光が見たくて読み進めさせられる」 「近未来で苦悩する音楽家達の心の叫びを肌で感じるような時間でした」 「AIが自分にとってぴったりの音楽を作り出してくれる世界。  きっとその世界はもうすぐそこまでやってきている」 「音楽・才能に翻弄される様はもの哀しく感じる」 ☆☆☆ 人工知能の作曲アプリ「Jing」により作曲家が絶滅した近未来。 元作曲家の岡部の元に、自殺した天才・名塚から 指をかたどったオブジェと未完の傑作曲が送られてくる。 彼の残したメッセージの意図とは――。 名塚を慕うピアニスト・梨紗とともにその謎を追ううち、 岡部はAI社会の巨大な謎に肉薄していく。

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