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夜 は お し ま い
ヨルハオシマイ
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島本さんの小説はいつも、自分は傷ついているのだと気づかせてくれる。――藤崎彩織 深い闇の果てに光を掴もうとする女性たちの、闘いと解放。直木賞作家の真骨頂! 性とお金と嘘と愛に塗れたこの世界を、私たちは生きている。 ミスコンで無遠慮に価値をつけられる私。お金のために愛人業をする私。夫とはセックスしたくない私。本当に愛する人とは結ばれない私――。 秘密を抱える神父・金井のもとを訪れる四人の女性。逃げ道のない女という性を抉るように描く、島本理生の到達点。