「心の哲学」批判序説
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「心の哲学」批判序説

ココロノテツガク ヒハンジョセツ

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認知科学、神経科学の隆盛によって、 あらためて注目を浴びる「心の哲学」は、 奇妙な主張をしている。 「意識は物質世界の一領域である」 「意識は自由な意思決定能力をもたない」 本書はこういった議論に真っ向から対峙する。 現象学的立場と進化論的議論から、 心理学的意識と現象学的意識の 本質、起源、その有用性の検証へ――。 繊細にして雄大な、意識世界を辿る。 目次 第一部 「心の哲学」との対決   序 可能性の議論への違和感    第一章 意識は無用か   第二章 意識の有用性   第三章 心は物質に宿る──スーパーヴィニエンス──   第四章 運命を知りえぬことが、自由を私たちに残さないか   第五章 意識は瞬間ごとに死ぬ?──ひとつの懐疑──     第六章 意識とは誤解の産物である──消去主義の検討──    第七章 「物理世界は完結し、心の働きかけを許さない」と言えるのか   二部 意識は本当はどういうものか 第八章 意識の実像──ふたつの実存とふたつの視覚経路── 第九章 実践的意識が見る世界 結論

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「心の哲学」批判序説
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「心の哲学」批判序説

発売日:2020年04月09日

認知科学、神経科学の隆盛によって、 あらためて注目を浴びる「心の哲学」は、 奇妙な主張をしている。 「意識は物質世界の一領域である」 「意識は自由な意思決定能力をもたない」 本書はこういった議論に真っ向から対峙する。 現象学的立場と進化論的議論から、 心理学的意識と現象学的意識の 本質、起源、その有用性の検証へ――。 繊細にして雄大な、意識世界を辿る。 目次 第一部 「心の哲学」との対決   序 可能性の議論への違和感    第一章 意識は無用か   第二章 意識の有用性   第三章 心は物質に宿る──スーパーヴィニエンス──   第四章 運命を知りえぬことが、自由を私たちに残さないか   第五章 意識は瞬間ごとに死ぬ?──ひとつの懐疑──     第六章 意識とは誤解の産物である──消去主義の検討──    第七章 「物理世界は完結し、心の働きかけを許さない」と言えるのか   二部 意識は本当はどういうものか 第八章 意識の実像──ふたつの実存とふたつの視覚経路── 第九章 実践的意識が見る世界 結論

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