大江戸火龍改
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大江戸火龍改

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禍々しきは、吾の出番。――妖退治屋をなりわいとする麗しき謎の男、遊斎の事件簿。 江戸時代、凶悪犯を取り締まる火附盗賊改の裏組織が存在した。 専ら人外のものを狩り鎮めるその名は、火龍改。 満開の桜の下で茶会を催していた一行から悲鳴が上がった。見れば大店のお女将の髪が逆立って、身体ごと持ち上がっていき、すっかり桜の花に隠れてしまった。見上げる者たちの顔に点々と血が振りかかり、ぞぶ、ぞぶ、ごり、という音のあと、どさり、と毛氈の上に女の首が落ちてきた――。遊斎は、飴売りの土平、平賀源内らとともに、この怪奇な事件の謎を追う(長編「桜怪談」)。短篇「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」も併録。 スカイエマの、クールで色っぽい遊斎や不思議な生き物たちのイラストが誌面を飾る。クラフト・エヴィング商會の瀟洒な装丁で、現代版の絵双紙本が誕生。

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大江戸火龍改
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大江戸火龍改

発売日:2023年04月14日

☆★☆★☆★☆★☆ 祝・発売即重版!! ☆★☆★☆★☆★☆ 妖怪(あやかし)を狩る、美しき男。 幕府の秘密組織「火龍改」。 その仕事は、人ならぬ存在を鎮めること――。 著者真骨頂の、〈江戸版・陰陽師〉! 【あらすじ】 人の世に住む、人ならぬものを探し出し、人知れず始末する――。 江戸市中の凶悪犯を取り締まる火附盗賊改には、裏の組織があった。 その名を「火龍改」。 対峙するのは、化物、妖物、龍の類。 長い白髪に赤い眸の、美しき謎の男・遊斎のもとには、今日も奇怪な事件が持ち込まれ……。 著者真骨頂の江戸版・陰陽師!

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