小社刊行物の二次使用について
FAQ&お問い合わせ(個人のお客様)
FAQ&お問い合わせ(法人・団体のお客様)
著作権侵害についてのご連絡
広告・BtoBサービスについて
Subrights inquiry
キチョウサマガヤバイ
マイページに作品情報をお届け!
講談社メンバーズに登録(無料)すると、フォローした作品の情報をマイページで受け取ることができます!
天文十七年(1548年)、世の中は群雄割拠でみなが天下統一を狙っている。もちろん美濃もそうだ。そんな折、「結婚するわ」と国主・斎藤道三の娘の帰蝶は稲葉山城で父に向かって言い放った。「なぜおまえが決めるのだ」「どうして決めてはいけないのですか?」押し問答の末、帰蝶は結婚相手が尾張の織田三郎信長だと告げる。「いやいや、ご冗談でしょう」侍女の皐月が思わず口を挟む。「でもする」とすかさず返す帰蝶。帰蝶と信長は本当に結ばれるのか──時代を先取りする夫婦魂。新機軸・恋愛歴史小説!
発売日:2021年02月16日
永禄三年(1560年)、桶狭間の戦いで、強敵・今川義元を斃した織田信長と妻の帰蝶。その勢いを駆って一直線に天下へと突き進むのかと思いきや、現実はそう簡単ではない。次の標的である美濃はもっと手強いのである。帰蝶が嫌う実の兄、斎藤義龍が天下取りを目指す夫婦の前に立ちはだかった。ところがそれほどの時を置かず、帰蝶が「殺した」と侍女に嘯いた。織田への輿入れのとき、つまり10年以上前に兄・義龍に刺客を放ってあったという。なんという深謀遠慮。信長を前面に押し立て、帰蝶の「天下取り」がまた一歩大きく前進する!
全2件