悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~
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悪食令嬢と狂血公爵

アクジキレイジョウトキョウケツコウシャク

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伯爵令嬢メルフィエラには、異名があった。 毒ともなり得る魔獣を食べようと研究する変人――悪食令嬢。 遊宴会に参加するも、突如乱入してきた魔獣に襲われるメルフィエラを助けたのは 魔獣の血を浴びながら不敵に笑うガルブレイス公爵――人呼んで、狂血公爵。 血にまみれた姿を意に介さないどころか 魔獣の血は身体に悪いと自らを案じるメルフィエラに興味を持ち、公爵は尋ねる。 「魔獣に詳しいのか?」 「私は魔獣というよりは、食物に興味があるのです」 「食物、だと? お前にはこの魔獣が食物に見えるというのか」 「はい、もちろんです。食べるからには美味しくいただきたいですから!」 「なるほど、悪食令嬢とは言いえて妙だが、やはり噂は当てにならぬものだ」 メルフィエラの趣味に興味を持ったガルブレイス公爵は思わぬことを言い出して――! 異食の魔物食ファンタジー、開幕!

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悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~(10)
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悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~(10)

発売日:2025年04月30日

ガルブレイス領での生活にも馴染んできたメルフィエラ。母天狼の治療も無事に終え、念願だったガレオの工房を訪れることになった彼女は、専用の刃物の作製を依頼することに。工房内で魔物討伐用の武器を見つけたメルフィエラは、以前公爵様に「エルゼニエ大森林に連れて行ってやる」と言われたことを思い出す。そんな中、ガレオと公爵が「百足蟹」の討伐について相談するのを聞いてしまい――。 次なる食材は思い出の釜茹で蟹!? 胸きゅん腹ペコファンタジー第10巻!

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