小社刊行物の二次使用について
FAQ&お問い合わせ(個人のお客様)
FAQ&お問い合わせ(法人・団体のお客様)
著作権侵害についてのご連絡
広告・BtoBサービスについて
Subrights inquiry
コドモノメ
マイページに作品情報をお届け!
講談社メンバーズに登録(無料)すると、フォローした作品の情報をマイページで受け取ることができます!
利発な、長いまつげをした小学校3年の修。実母は病気で世を去り、新しく来た母・幸子は歯科医で、結婚後も実家の仕事場通い。父も勤め人だし、家を切りまわすのは若い叔母の喜世子だけ。黙って梨の実をかじる修の童心の四季に、父の不満や義母の気苦労、婚期にある叔母のあせりなど、おとなの生活と愛情の重みが投影する。「第二の母をもった私の経験が、この作品にいちばん入っている」と作者は自らいう。一度はこわれかけて、また作り直される善意の人々の<家庭>の中に、ひとり眼をみはる修少年のすがたを、流麗の文章にうたいあげた秀作。
発売日:2021年09月24日
全1件