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「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった
ムノウハイラナイトイワレタカラゼツエンシテヤッタ
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幼い頃に両親を亡くし、魔王に拾われた少年ブラッド。 彼は母親代わりの魔王から溺愛されて育った。 しかし魔王は忙しい。 そのためブラッドは、剣、魔法、治癒、支援――それぞれの魔王軍最強格の四天王に育てられた。 四天王たちの厳しい教育において、「無能」と蔑まれていたブラッドは、 魔王城を飛び出し、四天王たちと絶縁して冒険者になることにした。 しかし彼は気付いていなかった。 最弱だと思っていた自分が、常識基準では、十分最強で万能だったということに。 「こいつ等はただのゴブリンじゃないのか?」 「これは正真正銘、ゴブリンキングですわ!」 そして彼は周囲から実力を認められていき、瞬く間に成り上がっていく――。