昭和の宰相(1) 犬養毅と青年将校
電子あり

昭和の宰相

ショウワノサイショウ

マイページに作品情報をお届け!

金融恐慌、大陸の動乱、左翼弾圧など、政情不安の昭和初期。軍部抬頭の中で若槻、田中、浜口、犬養と、かろうじて命脈を保った政党内閣は、五・一五事件により終熄する! ーー問答無用、撃て! 五・一五事件の銃声1発とともに、政党政治は消えた。激動の昭和――大陸侵攻、軍部ファシズムの横行、世界大戦への参入、敗戦、占領、そして復興期の混乱を経た驚異の経済成長……と、すさまじい速度で変貌を遂げてきた昭和を、自らの同時代史として目撃してきた著者畢生のライフワーク!

TOPICS

田中角栄と政権抗争 昭和の宰相7
最新刊情報

田中角栄と政権抗争 昭和の宰相7

発売日:1985年09月09日

異能派政治家・田中角栄の魅力と限界を描く。速断と旧習にとらわれない政治感覚をもった田中角栄は、ロッキ-ド疑獄で退陣させられた。三木・福田・大平と後継される政権は、経済大国・日本をどう航行するのか? ーー田中角栄は、佐藤の後継争いに福田赳夫を破り、列島改造論を掲げ首相の座に就いたが、金脈追及で退陣した。以降、椎名裁定による三木内閣、三木おろしの挙党協福田内閣、大福抗争から総裁公選で福田を破った大平内閣、大平正芳の急死による鈴木内閣と、与野党伯仲のなかで政権をめぐって渦巻く派閥の離合集散を鋭く快出する、シリーズ完結の力作。

PUBLICATIONS

全7件