
経済と社会:支配の社会学
ケイザイトシャカイ シハイノシャカイガク
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第2部第9章1~4節。政治と人間の問題をライトモチーフとして支配の構造を分析し、支配の正当性にもおよぶ。 【目次より】 凡例 目次 〔第二部経済と社会的・秩序および力〕 第九章 支配の社会学 第一節 支配の諸構造形態と諸機能様式 第一項 力と支配、過渡的諸形態 第二項 支配と行政、民主制的行政の本質と限界 第三項 「組織」による支配、支配の妥当根拠 第二節 正当的支配の三つの純粋型 支配の正当性、正当性の根拠 一 合法的支配 二 伝統的支配 三 カリスマ的支配 第三節 官僚制的支配の本質・その諸前提および展開 一 近代的官僚制の特殊的機能様式 二 官僚の地位 三 官僚制化の諸前提と諸随伴現象 1 貨幣経済的・財政的諸前提 2 行政事務の量的発達 3 行政事務の質的変化 4 官僚制的組織の技術的優秀性 5 行政手段の集中 6 社会的差別の水準化 四 官僚制的装謹の永続的性格 五 官僚制化の経済的・社会的結束 六 官僚制の勢力 七 合理的・官僚制的支配構造の発展段階 八 教養と教育との「合理化」 第四節 家父長制的支配と家産制的支配 一 家父長制的支配の本質と成立 二 名望家支配と純粋家父長制 三 家産制的支配 四 家産国家的支配構造 五 家産制的支配者の権力的地位、家産制的軍隊と家産制外的軍隊、伝統的・正当的な支配者権力にもとづく家産制的支配者の政治的支配権 六 家産制的需要充足。ライトゥルギーと連帯責任、強制団体 七 家産制的官職、家産制的官吏と官僚制的官吏との相違 八 家産制的官吏の給養、実物給与的プッリュンデと役得プッリュンデ 九 家産制的行政の分権化とステロ化、官職の占有と独占の諸結果、特権制国家 一〇 家産制的支配の崩壊に対するその統一性の擁護 一一 家産制的行政の機能の実例 1 古代エジプト 2 中国 一二 家産制的支配の分権化、ザトラピーと分国 一三 家産制的ヘルと地方的荘園制 一四 ジェントリー出身の治安判事によるイギリスにおける名望家行政、「ジェントルマン」の型の形成 一五 ツァーリズム的家産制 一六 家産制と身分的名誉
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経済と社会:支配の社会学2
発売日:2022年02月25日
第2部第9章5~7節。政治と人間の問題をライトモチーフとして支配の構造を分析し、支配の正当性にもおよぶ。 【目次より】 第九章 支配の社会学 第五節 封建制、身分制国家および家産制 一 レーエンの本質と封建的諸関係の種類 二 レーエンとプッリュンデ 三 レーエン制の軍事的起源と正当性根 四 封建的権力分配とそのステロ化 五 レーエン団体から官僚制に至る過渡的諸形態、「身分制国家」、家産官僚制 六 経済との関係、家産制の発展に対する商業の意義 七 経済に対する固定化的影響 八 家産制の独占経済、「重商主義」 九 封建的支配の下における財産の形成と分配 一〇 家産制的独占主義の経済的結果 一一 支配の構造、「心情」と生活態度 第六節 カリスマ的支配とその変形 第一項 カリスマの本質と作用 一 カリスマ的権威の社会学的本質 二 カリスマ的権威の存立の基礎とその存立の不安定性 三 カリスマの革命的性格 四 カリスマの妥当領域 五 カリスマ的構造形式の社会的特質 六 カリスマ的共同体の「共産主義的」財貨給与 第二項 カリスマ的権威の成立と変形 一 カリスマの日常化 二 指導者選抜(後継者指定)の問題 三 カリスマ的歓呼賛同 四 民主制的選挙制度への移行 五 代議制におけるカリスマ的諸要素 六 カリスマ的・名望家的および官僚制的政党指溝 七 カリスマ的構造と共同社会生活の永続的組織 八 カリスマの「没主観化」、家カリスマと氏族カリスマ、「氏族国家」、長子相続制 九 官職カリスマ 一〇 カリスマ的王制 一一 没主観化されたカリスマは獲得可能であること、カリスマ的教育 一二 カリスマ獲得の金権制化 一三 現存秩序のカリスマ的正当化 第三項 支配形態の規律化と没主観化 一 規律の意義 二 軍事規律からの起源 三 経済的大経営の規律 四 規律とカリスマ 第七節 政治的支配と教権制的支配 一 政治的支配形態に対する祭司層と宗教的カリスマとの態度 二 皇帝教皇主義と教権制的支配、「教会」の概念 三 教権制的な教育と生活規律、「禁欲」に対する態度 四 修道生活の宗教的=カリスマ的事業と合理的事業 五 修道生活と皇帝教皇主義的支配およぴ教権制的官職カリスマとの関係 六 政治的カリスマと呪術的カリスマ、政治的権力と教権制的権力との関係 七 教権制的支配と宗教心との社会学的被制約性 八 経済的発展に対する教権制の意義、経済行為のステロ化・資本主義の阻止、西洋文化の独自性に対して与えた影響 九 資本主義および市民的民主制の時代における教権制の地位 一〇 西洋における信仰の分裂とそれが経済に及ぼした影響、ルターの態度、カルヴィニズムの倫理と教会 一一 ユダヤ教における教権制と経済意識 一二 ゼクテ・教会および民主制