
競馬 伝説の名勝負
ケイバ デンセツノメイショウブ
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競馬がもっとも熱かった9O年代前半 競馬を一つのエンターテインメントに変えた第二次競馬ブームの立役者・オグリキャップが、暮れの有馬記念で感動的な復活ラストランを遂げて引退した1990年から、後に21世紀の競馬シーンを根底から変える輸入種牡馬サンデーサイレンス初年度産駒がデビューした1994年まで。90年代前半は、メジロマックイーン、トウカイテイオー、ミホノブルボン、ライスシャワー、ビワハヤヒデ、ナリタブライアンなど、伝説級の名馬が続々と現れた。売上も観客数も頂点を極め、人々は夢と興奮に酔いしれた。競馬がもっとも熱かった時代の名勝負26選を一冊に。特別インタビュー「早見和真(小説家)/一番好きな馬はツインターボ」他を併載する。
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競馬 伝説の名勝負 2005-2009 ゼロ年代後半戦
発売日:2021年11月25日
記憶にも記録にも残る名馬たち 2005年の競馬界は、1頭の小さな馬の話題で一色に染まった。英雄、生ける伝説とも呼ばれたディープインパクトの登場である。父サンデーサイレンスの最高傑作は、シンボリルドルフ以来2頭目となる無敗の三冠制覇を達成する。どのレースも後方から行って、最後の直線で前にいる馬をすべて交わし去る、その走りはまさに〈衝撃〉そのものだった。他にも、64年ぶりの牝馬によるダービー制覇という偉業を達成したウオッカ、牝馬による37年ぶりの有馬記念を制したダイワスカーレットのライバル物語など、日本競馬の歴史をぬりかえた偉大な名馬たちの名勝負26選。「競馬 伝説の名勝負」シリーズ第4弾。堂々の完結編! *以下、本書目次より抜粋 はじめに 第1章 飛ぶように走った無敗三冠馬 2005年 コラム1 特別寄稿 吉川良 ハンパないショックをくれた「神さまたちの神さま」 競馬note1 05年以降に増えてきた同一重賞の連覇記録 第2章 史上最強馬のラストラン 2006年 コラム2 座談会 移り変わる競馬界を振り返る 歴史的名馬、ディープインパクトの誕生 インターネット普及と、紙媒体の変化 競馬note2 三冠達成能力を持っていた二冠馬メイショウサムソン 第3章 ダービーを選んだ史上最強牝馬 2007年 コラム3 馬主の経済学と成功確率 競馬note3 ルメールの2倍を誇るレジェンド武豊のG1勝利数 第4章 夢の扉を開けた天才牝馬 2008年 コラム4 特別インタビュー 地方の雄、フリオーソの調教を担当して 『勝ちたい』を捨て、ダート最強世代へ挑む 名馬の調教を担当して至った境地 競馬note4 休刊に追い込まれた競馬専門紙「ホースニュース・馬」 第5章 名馬たちの二世が躍動する 2009年 競馬note5 競馬ファンの多くが参加する「一口馬主」の難しさ 年度別 G1戦線「激闘譜」&データ おわりに 執筆者紹介