白い道 法然・親鸞とその時代(上)
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白い道 法然・親鸞とその時代

シロイミチ ホウネン・シンラントソノジダイ

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混乱の時代にひたすら念仏に精進する法然! 律令制の崩壊は武士階級の抬頭という必然的な歴史の流れとなった。この大転換期を背景に、法然の出家から叡山下山,吉水での専修念仏実践に至る経過を壮大に描く――。そのとき幡多丸(法然)は9歳。父・漆間時国(うるまときくに)は明石定明の突然の襲撃を受けて一命を失った。律令制が崩壊し、地方武士の対立がめだち始めたころのことである。かろうじて凶刃を逃がれた幡多丸は4年後、叡山に入り出家、仏法修行の道へ……。法然と親鸞、二人の偉大な革新者の歩みを熱い思いでたどる長編小説全3巻。著者・三國連太郎の脚本・監督・出演で映画化も。

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白い道 法然・親鸞とその時代(下)
最新刊情報

白い道 法然・親鸞とその時代(下)

発売日:1986年11月14日

専修念仏こそ民衆救済の道――それは法然の門をたたいた親鸞の確信となった。熱心に布教の道を拓く親鸞。しかし、その道の行く手に待ちかまえていたものは、内部崩壊の危機と厳しい弾圧という試練であった――法然と親鸞、二人の偉大な仏者が歩んだ「白い道」を壮大なスケールで描く長編全3巻の完結編。著者・三國連太郎の脚本・監督・出演で映画化も。

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