東洋法史論集7:清朝蒙古例の実効性の研究
電子のみ

東洋法史論集

トウヨウホウシロンシュウ

マイページに作品情報をお届け!

満州人の清朝が同盟者であるモンゴル人の秩序維持と清朝の他民族との紛争解決のために定めた法令「清朝蒙古例」の本格的研究書。同著者の『東洋法史論集5 清朝蒙古例の研究』の続編である。 【目次】 序 凡例 第一部 「盛京刑部原〓」に見る有関蒙古案 第一章 「盛京刑部原〓」の出現 第二章 「盛京刑部原〓」第一六〇號所牧の巴顔貝勒案、および、該案を通じての「盛京刑部原〓」についての考え 第三章 「盛京刑部原〓」に見る有関蒙古案 第四章 「盛京刑部原〓」未見の有関蒙古案 第五章 総括的私見 第二部 「刑科史書」に見る有関蒙古案 第一章 臺北・國立故宮博物院に現存する「刑科史書」 第二章 「刑科史書」の書式と用語 第三章 「刑科史書」に見る有関蒙古「倫竊四項牲畜」案 第一節 刑律・賊盗「盗馬牛畜産」條と蒙古例「倫竊四項牲畜」條 第二節 「刑科史書」に見る有関蒙古「倫竊四項牲畜」案 第四章 「刑科史書」に見る有関蒙古「人命」案 第一節 蒙古例における殺人の区分 第二節 「刑科史書」に見る有関蒙古「人命」案 第三節 小括 第五章 総括的私見 史料と参考文献 後跋

TOPICS

東洋法史論集6:明末清初モンゴル法の研究
最新刊情報

東洋法史論集6:明末清初モンゴル法の研究

発売日:2022年07月15日

17世紀、明朝は清朝にとって代わられた。その間、モンゴル人をめぐる法はどのようになっていたのか。「東洋法史論集」の第6巻。 【目次】 序 凡例 総説 第一部 アルタン=ハンの法典 序章 第一章 アルタン=ハンの法典の『前文』─法典の成立年時と成立経過の推測─ 第二章 殺人 第三章 傷害 第四章 偸盗に関する篇 第五章 男女間の罪 第六章 主僕間の罪 第七章 死屍と伝染病にかかわる罪 第八章 私人の家畜保有の尊重 第九章 野生動物の保護 第十章 人身救助 第十一章 使者と官員にかかわる罪 第十二章 逃亡 終章 ─モンゴル法史上の位置つけとその性格─ 第二部 明・韃靼間の規矩條約 第一章 明と韃靼との交渉 第二章 明と韃靼との和議 第三章 明・韃靼間の規矩條約の逐條的考察 第三部 清朝入関前の蒙古に対する法 第一章 明律の満訳と所謂「崇徳會典」 第二章 太宗朝における満州法の蒙古諸部落への頒布 第三章 初頒の蒙古律書と盛京定例 第四章 蒙古を特定する法頒示の上限 第五章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─I─ 第六章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─II─ 第七章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─III─ 第八章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─IV─ 第九章 蒙古に対する法的措置の逐條的考察─V─ 第十章 総括的私見 総括 史料と参考文献

PUBLICATIONS

全8件