かなりあ堂迷鳥草子
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かなりあ堂迷鳥草子

カナリアドウマヨイドリソウシ

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あの鳥が、綺麗な声で鳴いてくれたら。 飼鳥屋で夢をもって働くお遥、十六歳。 江戸の「鳥」たちが謎をよぶ、書下ろし時代ミステリー! 講談社時代小説文庫 赤ん坊の幽霊が出る噂の真相、盗まれた八百屋の売り上げの行方、婚約者の父が犯した重罪の理由――、 小さな飼鳥屋「かなりあ堂」の周囲で起きる「謎」の数々を、兄想いのお遥が解き明かしていく。 メジロ、ホトトギス、カナリア…小鳥たちが鳥籠で羽ばたきをしている。 近頃江戸では小鳥を飼うのが大人気。 兄と二人で飼鳥屋「かなりあ堂」を営む十六歳のお遥は、お転婆などと言われても気にしない。 噂の幽霊の正体を知ろうと駆けだしていく。 江戸の「鳥」たちが謎をよぶ時代ミステリー。 〈文庫書下ろし〉

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かなりあ堂迷鳥草子3 夏塒
最新刊情報

かなりあ堂迷鳥草子3 夏塒

発売日:2024年03月15日

自分は捨て子。 そんなことは、些細なこと。 珍鳥の遊ぶ花鳥庭園を造る。 夢を抱く「かなりあ堂」のお遥。 彼女の「鳥」をめぐる謎解きの行方は? 気づかなかったあの人への想いは?  「鳥」をめぐる時代ミステリー      その年生まれた若い雀が一本の木を塒に定めて集まることがある。それが夏塒。 日が落ち寝入るまで雀たちが激しく鳴き合うさまは雀合戦。 他にも秧鶏叩く、百舌の速贄、鴨の浮寝……鳥たちをめぐる様々な言葉の裏にある謎を、江戸の飼鳥屋の看板娘お遥が解き明かしてゆく。 心温まる、時代ミステリー。〈文庫書下ろし〉

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