海神の娘
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海神の娘

ワダツミノムスメ

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世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。 島々は、海神たる蛇神の抜け殻からできた、という。 各島はそれぞれの領主によって治められていたが、 領主を決めるのは海神に仕える巫女王の託宣だった。 巫女王のもとには「海神の娘」が集う。 娘らは託宣によって領主のもとへ嫁いでいく。 彼女たちを娶ることで、島は海神の加護を得て、繁栄するのだという。 今宵もまた、ひとりの巫女が舟に乗せられ、月明かりの下、島影へ近づいてゆく。

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海神の娘(3)
最新刊情報

海神の娘(3)
08月29日発売予定

発売日:2025年08月29日

海神(わだつみ)の託宣を受け、沙文(しゃもん)の領主・爽鳩瑕(そうきゅうか)のもとへ嫁ぐこととなった嬋(せん)。 不器用ながら領主として島民のために尽力する穏やかな瑕に信頼を置く一方で、 嬋は顔に火傷を負う原因となった自身の過去から目を背けていた。 そんな中、鉱山で祟りの噂が立ち、瑕を通じて嬋に祓除(ばつじょ)の依頼が舞い込む。 だが嬋は鉱山での祓除になぜか難色を示し…? 【第3章「黄金の窟」を収録】

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