
エディプス・コンプレックス論争
エディプスコンプレックスロンソウ
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男とは?女とは? 自分の出自という物語へ 性が生物学から心理学へ移行したとき、エディプス・コンプレックスは生まれた――。「父を殺し、母と交わりたい」という内的幻想は人類普遍なのか?「厳父」フロイトとその「子ども」たちの性をめぐる精神分析の大論争を追う。 精神分析の父フロイトとユングらの確執、論争を通して、性の本質に迫る。 【目次】 プロローグ 性とは何だろうか 第一章 身体の穴 性生物学から性心理学へ 1 エディプス・コンプレックスを発見したとき 2 少年ハンスの不安 3 性の心理学へ 第二章 最初の離反者 アドラーの心理学 1 オイディプスの神話を読む 2 「次男」アドラーの勢力関係モデル 第三章 ユングの「父殺し」 1 「息子」ユングが見た世界 2 エディプス批判をするエディプス 第四章 息子たちの苦悩 母への思い 1 出生外傷理論の波紋 2 フェレンチィ、優れた癒し手 3 「阿闍世コンプレックス」 第五章 オイディプスの娘 1 子どもの性的好奇心 2 衝動論か自我心理学か 人間の動機は性的か 第六章 女性の性愛をめぐって 1 フロイトと女性たち 2 母と娘の物語 カレン・ホルナイとフェミニズム 第七章 アンナとクラインの大論争 1 ウィーン学派とイギリス学派 2 早期のエディプス・コンプレックス 第八章 辺境にて 文化人類学と構造主義の挑戦 1 エディプス・コンプレックスは人類普遍か 2 ラカンの精神分析運動 エピローグ オイディプス神話が語ること 註 あとがき 索引
TOPICS

エディプス・コンプレックス論争 性をめぐる精神分析史
発売日:2002年03月08日
男とは?女とは? 自分の出自という物語へ 性が生物学から心理学へ移行したとき、エディプス・コンプレックスは生まれた――。「父を殺し、母と交わりたい」という内的幻想は人類普遍なのか?「厳父」フロイトとその「子ども」たちの性をめぐる精神分析の大論争を追う。 精神分析の父フロイトとユングらの確執、論争を通して、性の本質に迫る。 【目次】 プロローグ 性とは何だろうか 第一章 身体の穴 性生物学から性心理学へ 1 エディプス・コンプレックスを発見したとき 2 少年ハンスの不安 3 性の心理学へ 第二章 最初の離反者 アドラーの心理学 1 オイディプスの神話を読む 2 「次男」アドラーの勢力関係モデル 第三章 ユングの「父殺し」 1 「息子」ユングが見た世界 2 エディプス批判をするエディプス 第四章 息子たちの苦悩 母への思い 1 出生外傷理論の波紋 2 フェレンチィ、優れた癒し手 3 「阿闍世コンプレックス」 第五章 オイディプスの娘 1 子どもの性的好奇心 2 衝動論か自我心理学か 人間の動機は性的か 第六章 女性の性愛をめぐって 1 フロイトと女性たち 2 母と娘の物語 カレン・ホルナイとフェミニズム 第七章 アンナとクラインの大論争 1 ウィーン学派とイギリス学派 2 早期のエディプス・コンプレックス 第八章 辺境にて 文化人類学と構造主義の挑戦 1 エディプス・コンプレックスは人類普遍か 2 ラカンの精神分析運動 エピローグ オイディプス神話が語ること 註 あとがき 索引