
マイページに作品情報をお届け!
兄 小林秀雄との対話
アニコバヤシヒデオトノタイワジンセイニツイテ

批評家・小林秀雄は「Xへの手紙」「無常といふこと」「モオツアルト」「考えるヒント」など、作品を発表するたびに、日本の思想界、文学界に大きな影響を与えてきた。本書は、その小林秀雄を実兄にもつ著者が、歴史、ことば、古典、美、読書などについて、小林秀雄と縦横に語り合い、若人の直面する人生の課題に応えた異色の人生論である。難解だといわれる小林秀雄の考えを明らかにした書といえよう
目次
●個性というもの
●ある秋の日に
女性について/恋愛について/愛情について
●美について
●歴史について
●人生とはなにか
青春の力/生きがい/運命をどう考えるか
●若さ
うぬぼれと不安/成功とは何か
●兄の少年時代、青年時代
書誌情報
紙版
発売日
1970年01月16日
ISBN
9784061156159
判型
新書
価格
定価:641円(本体583円)
通巻番号
215
ページ数
237ページ
シリーズ
講談社現代新書